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日本は急激な高齢化社会を迎え、高齢者とくに寝たきり者に対する病院における治療体制、介護施設や在宅における家族の介護のあり方が問われています。さらに近い将来では、団塊の世代と呼ばれる60歳前後の大量退職者と急速な高齢層の増加が社会に与える影響は大きいと言われています。一方、要介護高齢者に対する口腔衛生管理が誤嚥性肺炎の予防に貢献するという研究が報告されて以来、口腔ケアへの関心は極めて大きくなってきました。この口腔ケアを実践するにあたって、介護保険や支援体制の中で、専門的口腔ケアを含めて現場では具体的にどのような口腔ケアをすることが望ましいのかその方法が模索されているのが現状です。
そのような背景の中、新潟においても口腔ケアおよび摂食・嚥下機能と管理に対する関心が強まってまいりました。本研究会の設立への経緯は、平成18年7月1日に日本口腔粘膜学会と併会した「介護予防における口腔粘膜ケア・口腔リハビリの重要性」と題した市民公開講座を本学日本歯科大学新潟生命歯学部講堂において開催致しましたが、当日は300名を越える方々にご参加を頂き、新潟における口腔ケアの関心の強さと、口腔ケアに参画する方々が職業にこだわらない層の厚さにあらためて驚かされました。公開講座終了後、今後も新潟における口腔ケアに関する知識の収集や技術の向上を図れる「場」を求める声が多く聞かれました。そこで口腔ケアに関心を持つ新潟県内の医療、介護に従事する方々が集まり、口腔ケアに関する情報の交換や研究結果の討議し、セミナー等を通じて知識と技量を深め、口腔ケアの進歩と発展を図ることを目的として、平成18年11月12日第1回新潟口腔ケア研究会が開催されました。
その後毎年9月初旬を目安に、本学講堂において現在口腔ケアや摂食・嚥下機能に関して活躍されているお二人の講師をお呼びして講演をして頂き、さらに第2回研究会より一般演題も募集してより具体的な問題点のクローズアップが計られてまいりました。どうぞ職種に関わりなく奮って申し込んで発表してください。医師、歯科医師、看護師、歯科衛生士、薬剤師、管理栄養士、言語聴覚士、介護福祉士、ケアマネジャーや介護福祉の支援に関わるリハビリスタッフの皆様、さらには事務職の方々にも参加を頂きたいと存じます。
これからも研究会の回を重ね、皆様の御意見を生かした運営と企画を図りたいと思っています。たくさんの方々の参加と自由で活発な討議を期待申し上げております。
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